日本の宗教観について(2015年01月19日)


ある僧侶の方が、「日本における宗教の寛容さ」についてTEDでプレゼンをされています。

確かに、日本は欧米や中東諸国のように宗教を対立軸にした深刻なコンフリクトがほとんど発生していない国です。

http://logmi.jp/34073

しかし一方で私は、このプレゼンで述べられている「日本人の寛容性のある宗教観」は、他の国々に輸出して定着させられるほどの普遍性をもったものなのかなという疑問があります。

日本の政教分離というのは、世俗的な価値観を持った信長と秀吉が宗教弾圧を行い、家康が檀家制度で仏教を骨抜きにして「葬式仏教」にしてしまったことにより、日本人の「宗教」に対する考え方が、ラディカルなものから、そういった無害なもの(=葬式の時にだけ出て来るなんとなく厳かな規律の集まり、汚したり馬鹿にしたりすると怒られる何か、賽銭や寄付をするとご利益があるありがたいもの…etc)に変質してしまった結果ではないかと思っています。

いずれにしても、この日本人の宗教意識の希薄さは、良い悪いの問題ではなく、確かに事実だとおもいます。また宗教対立のすくない平和は続いていってほしいと思います。

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