ハンコ文化と役所について


役所には様々な不合理な文化があり、中でも特に問題なのは判子文化だと思うのですが、この判子文化について千葉市の熊谷市長が興味深いことを述べられています。
日本では不動産の購入や自動車の売買の際に印鑑証明が求められていますが、実際にそれは法律で定められているわけではなく、また、免許証などで本人確認を行なえるにも関わらずわざわざ印鑑証明カードを持って来るように義務づけるような仕組みは廃止すべきだとのことです。

http://www.huffingtonpost.jp/2013/06/02/story_n_3376343.html

この制度を世界で採用しているのは日本と韓国くらいであり、その他の文化圏では個人によるサインがほとんどです。また、市長の他の発言では、実は千葉市役所では出勤簿や出張命令簿ですら判子を用いる文化であり、判子文化の廃止の考えを市役所職員に伝えたところ
「ハンコだと押した時の気分などで綺麗だったりずれていたりする。あとで振り返ってその時の自分の気持ちを思い出せる」
などという驚くべき回答が返って来たとのことです。
これらは一見小さな問題かもしれませんが、本質(=本人を確認をするとは如何なることなのか?)を考えずに形式に固執してやらない言い訳を捻りだすことに頭を使う市役所の文化はこういったところから培われていくのだと思いますし、このようなマインドでは何も意味のあることなど行なえないことは明らかです。
私は熊谷市長の意見に賛成ですし、越谷市でも役所の実態を調査したいと思います。